私たちの目にある「まぶた」。まぶたの主な役割としては、次の4つがあげられます。
★外部の刺激から眼球を保護する
★眼球表面に付着したゴミや埃を除去する
★眼球に水分を補給する
★瞳に入ってくる光量を調節する
つまり、一重でも二重でもまぶたの役割を果たす機能としては違いがないのです。
では、なぜ一重まぶたと二重まぶたがあるのでしょう?
その理由のひとつに、眼窩脂肪(がんかしぼう)と呼ばれる、まぶたの下の脂肪があります。
これは眼球を外部の衝撃から保護するためにあると言われるものですが、この脂肪が多いとまぶたが厚ぼったくなることがあります。
一重の人はまぶたの下の脂肪が多く、まぶたがふっくらとしているため一重になり、 二重の人はまぶたの下の脂肪が少ないため、まぶたにたるみができて二重になるようです。
世界的に見れば二重まぶたの人が圧倒的に多く、欧米人は二重まぶたの人が多いので、二重を美しさの基準とする文化はないそうです。
一方で、一重まぶたは北東アジア地域(モンゴル、中国、日本など)の民族に多く見られます。
生来、一重まぶたか二重まぶたかは遺伝によって決まる確率が高いと言われています。
遺伝には、「優性遺伝」と「劣性遺伝」があり、現れやすい遺伝子のことを優性遺伝、あまり引き継がれない遺伝子のことを劣性遺伝と呼びます。
まぶたは、優性遺伝に分類されます。ただし遺伝については100%とは言えず、二重の両親から一重の子供が生まれることも、その逆もあり得るのです。