アイプチを使っていた頃、一番困るのがスッピンになれないということでした。
温泉やお泊まりなど、スッピンにならなければいけないシチュエーションになるのが怖くて、できるだけその状況を避けていました。
学生の頃は、友達と旅行に行っても化粧は取らず、みんなが寝てからそっと顔を洗っていました。朝は誰よりも早く起きて、まずアイプチです。
海やプールのお誘いは、もちろんすべて断っていました。そんな自分がばかばかしくなることもありましたが、それ以上に、一重の自分を見られることの方が怖かったのです。
大人になって、さらに事態は悪化します。
念願の彼氏ができても、お泊まりができないのです。せっかく彼が抱き寄せてくれても、明るいところだと思わず顔を背けてしまい、なにかと理由をつけては彼から離れたり、部屋を暗くする始末。
さらに寝るときも化粧を落としたがらない私に、だんだん彼も不信感を抱いてしまったように思います。
今思えば、恋愛がうまくいかなかったのは私の一重まぶたのせいではなく、必死に一重であることを隠すあやしい行動のせいなんですよね。
当時の私は、うまくいかないことのすべてを一重まぶたのせいにしていました。その後もうまくいかないことが続き、どんどん恋愛に消極的になってしまったのです。
でも、今は違います!念願の二重を手にいれたおかげで、何でも前向きになり、大好きな彼も出来て幸せでハッピーな毎日です。
どうか、同じような悩みをもつ人が一人でも少なくなるように。それがささやかながらの私の願いです。